本編概要
うお八釣りクラブですっ!
一級ポイントと言え、何も知らない初めての場所で魚の反応がないと、自分のやっていることが正しいのか不安になると思います。不安になるとあれこれ変え過ぎて釣果が出せない、なんてことにもなりますよね?
衣浦湾の碧南温排水で、実際にクロダイを釣り上げた経験をもとに釣り方を解説します!!
どこでも使える共通のテクニックなども盛り込んでいますっ!
ちょっとしたコツで釣果UPできるかもっ!?
<釣り方の概要>
- 仕掛けは、なるべく排水出口あたりのテトラのくぼみのポイントに落とす。
- 仕掛けを流れに乗せて、落とし込み着底させる
- しばらく待って、聞き合わせし、アタリを確認する。
- アタリがない場合、流れに乗せて次のポイントを探る。
- これを繰り返し、釣る範囲を丁寧に探る。
- 範囲全体を探ったら、仕掛けを引き上げ最初に戻る。変化をつけながら繰り返す。
<コツ>
- 着底(テトラの上)を察知(意識)する。
- ラインを極力張って微妙な感触を感じる、アタリを逃さない。
- 「聞き合わせ」でアタリを確認する。
- カニはなるべくジワッと引きはがす。
- 釣れるまでネバる。
詳細は本編でCheck it out!
その前に、ここで釣る仕掛けを知りたい人はこちらへっ!
>>クロダイを狙う仕掛け@衣浦湾碧南排水
クロダイが潜む、落とし込むポイント
クロダイが多く潜むポイントを繰り返し丹念に探ることが釣果アップのコツ!
アタリがないと「こんなところにはいなさそうだなぁ」と気がゆるんだり、十分に探りが足りなかったりになります。
ここで釣るのが初めてじゃなくても、アタリがないと『ここら辺にはいないな!』と決め付けてしまい、その後はもう探らない、なんてことがあると思います。
これから実際の釣果をもとにどこら辺がポイントかお伝えします。
集中的に狙うべきは?
クロダイが釣れるポイントをしっかり把握しておき、さらには「そこにクロダイがいる!」と信じて、探るようにすると釣果につながると思います!
一番のポイントはイラストで赤色の濃い部分(船首側)、つまりテトラの壁の、より排水の流れ出し周辺が最もクロダイの数も多く、サイズも良いように思います。
このあたりの上からのぞくと、多くの小魚が回遊しているのが目に入ります。
またテトラに張り付く貝などエサが豊富なため、クロダイを多く集める理由が伺えます。
先端以外でも釣れる!
一番のポイントがボート先端から狙うテトラの辺りと言いましたが、テトラから離れたボート横で、決して、釣れないわけではありません。
さすがに先端側に比べると釣果実績は少ないものの、釣果があるの事実です!
なので、先端だけでなく、ボート脇までしっかり集中して探りきりましょう!
メンバーが多く、船首が空かない場合でも「なんだぁ、脇かぁ~・・・」と集中を切らさず、どこからでも釣れると信じて探り続けてください!
集中の切れ目は釣果の切れ目・・・です。
↓ 実際ボートの中腹くらいでクロダイをかけているシーン
>>#29:【愛知県衣浦湾】乗っ込みクロダイが 愛知で1番釣れる場所!?シーズン2 後半より
釣りの流れ
大体ポイントの範囲が分かったらいよいよ釣りはじめっ!
一般的な話になるかもしれませんが、手順としてはこんな感じっ!
- 開始のポイントへ仕掛けを投入
- 流れに乗せながら仕掛けを沈める
- アタリを待つ&確認する
- 仕掛けを引き上げ次のポイントへ
- 1~4を繰り返し、ポイント全域を探る
では、その工程を一つ一つ詳しく見ていきましょーっ!Go!
開始のポイントへ仕掛けを投入
自分の立ち位置が船首と仮定し、仕掛けをポイントに投入していくところから説明です。
まずは一番クロダイが集まるポイントの排水の出口付近を狙って仕掛けを投入します。
ここが流れの上流になる為、そこに仕掛けを落とすところからスタートになります。
仕掛けを投入する場所は、テトラの間のくぼみ辺りになります。
そこめがけて仕掛けを投げ込みます!
テトラとテトラの間のくぼみ(イラストの赤丸部分のイメージ)
一番奥の大きな赤丸に投げ込めたら最高!ナイッスー!
投入直後から高確率エリアなので、最初から集中全開ですっ!
流れに乗せながら仕掛けを沈める
ここは排水!結構な流れの強さっ!
仕掛けは投入後から排水の勢いでどんどん流されます。しかし、同時にオモリによって確実に沈んでいきます。
ラインはできるだけ張った状態で落とし込む。
この時、排水の流れ(奥から手前へ)、仕掛けの沈み方(上下)に合わせて竿を動かしましょう。竿を操作する速さを、流れ沈みそれぞれ速さに同調させることでラインが張った状態を維持できます。
ラインが張った状態は振動をよく伝えるので、仕掛けの状態が伝わりやすい、つまり着底やアタリが分かりやすくなるってことですね!
仕掛けが落ちる速度を無視して、急に竿を下げるとラインはぐにやっとたるむ。たるんだ状態ではより着底やアタリは分かりにくい。
排水の流れ、仕掛けの落ちる速度にうまく竿を同調させることでラインの張りを維持。着底やアタリがつかみやすい。
着底(テトラの上)を察知(意識)する。
クロダイ釣りの場合、基本中の基本と言えるかもしれません。仕掛けをしっかり底に落としすとクロダイが食いにきます。
しっかり着底させる、そして着底したことを察知することが釣果への第一歩!非常に重要となります。
しかーっし!この着底、排水の流れが強いため察知するのはちょームズイっす!
凡人にはなかなか感じとり辛いと思います。っていうか、正直、ほぼムリぃ~~~。(ここが腕の良し悪し分けるところかっ?くぅーーーー(涙))
その凡人が着底を察知するための方法はと言うと、前に伝えた「ラインを張るとか」ありますが、詳しくはこちらを参照してください。
>>凡人が着底を察知するための対応策!(工事中)
アタリを待つ&確認する
着底したら(したと思ったら)、少しの間アタリを待ちます。全神経を集中させて!(アタレ~アタレ~と念じながら・・・ダメかぁ~?とかも思いながら)
待つのは数秒から10秒ちょっとでしょうか。
「聞き合わせ」でアタリを確認
ところが、意外と明確なアタリやクロダイがグイッと引いて行く、なんてことはなかなかありません。と言うか、凡人にはアタリをとることも難しいんです。これも着底の察知と同じですね。
そこで、少し待ってもアタリがない場合、次のポイントを探ろうといきなり仕掛けを上げるんではなく、ゆっくり、少しだけ仕掛けを持ち上げてみるんです。
この瞬間、さらに全神経を集中させますっ!
なぜかと言うと、このタイミングでアタリが出ることが多いんです!(少ない経験の中ではありますがそう思います・・・)
このように仕掛けを少し引き上げてアタリを確認することは、「聞き合わせ」と呼ばれるクロダイ釣りテクニックの一つなんです。詳細は以下より。
>> クロダイ釣りの技、『聞き合わせ』(工事中)
聞き合わせでゆっくり竿を上げていくと、ラインが次第に張りテンションがかかり、竿がしなり、そしてそろそろ仕掛けが底から離れるころ・・・
『ググッ』それ以上竿を上げても上がらないっ、抵抗するような重みが・・・・。
きたぁぁぁ!(本命)
根がかりぃぃぃっ!(根がかり)
カニィィィっ!(カニ)
と色々なパターンがあるので、ぬか喜びに注意です。ですが、本命が混じっているのも事実!
最後まで気を抜かず対処しましょう。
「きたぁぁぁ!」と確定できるような場合、一気に竿を立て格闘に入ります。
ちなみに「カニィィィっ!」とはカニがテトラにしがみついてる状態のことですね。
仕掛けを引き上げ次のポイントへ
残念ながら聞き合わせしてもアタリがない場合、少し持ち上げた仕掛けをそのまま流れに乗せて、次のポイントへと移動させます。
そしてまた、竿を操作し、仕掛けを流れと沈み込みに同調させながら着底させ、アタリを待ち、確認し、また次のポイントへ移動する、一連の作業を繰り返します。
この繰り返し作業を行うときの重要なイメージについて、船長がこう伝えています・・・
船長の教え
カニに散歩させろ!!
この教えは、首にリーシュをつけて愛犬を散歩させるかのようにカニを操作すること!
竿をそーっと上げて、カニちゃんを優しく引き上げ、流れに乗せ、またそーっと降ろして次のポイントの底につける・・・
この動作を丁寧に繰り返すと、あたかもカニちゃんが楽しそうに散歩するように見え、クロダイもつられてやってくるってわけです。
後半は若干の妄想も入ってますが、丁寧に操作し自然な動きでクロダイにアピールすることが大事!さすがっ、船長、くーーーーっ!
ちなみに上げ下げの量は、大体10~20センチくらいってところでしょうか。
竿を流れと仕掛けの沈みに同調させるように横・縦に動かし、手前手前にカニちゃんを移動させる。
竿の操作を同調させることで、ラインの張りを維持できる。
丁寧な上げ下げで、自然なカニちゃんの散歩を演出。
カニはなるべくジワッと引きはがす。
元気なカニだと、テトラにかなり強くしがみつき「カニィィィっ!」となって、なかなか引き上げられません。それでも無理に引きはがさず、ジワーッと徐々に力をかけて、なるべくゆっくり引きはがすようにしてくだい。
でないと船長に「何バタバタやってんだいっ!魚が逃げちまうっ!」と叱られますっ!
とは言え、ほんとにガッシリつかんで離れないときは、多少はグイッと力をかけてはがすしかないですね。ごめん、船長!
繰り返し探って、釣果を狙う
カニの散歩を続けて、流れの下手まで探り続けたら、また最初の投入ポイントに戻って同じ作業を繰り返します。
では、最後にその他に意識すべき項目をまとめます。
少しずつ変えてみる
投げて、探って、また投げての作業を繰り返すんですが、ある程度、同じ場所同じやり方で探り続けるのも大事ですが、アタリが出ない場合は、色々変化させて、試してみることが大事です。例えば
投入ポイント変えてみる、流すルートを変えてみる
変化をつけながら、幅広くポイントを探って行くことも重要になると思います。
投入ポイントをわずかに変えてみたり、大きく変えてみたり、幅広いエリアを探ることも重要。
根がかり怖い、けど攻めてこそ釣果UP!!
仕掛け投入場所は、魚影が濃いもののテトラが密集する浅瀬・・・「根がかりしそぉ~~」と怖くなっちゃいますよね!?
そして根がかりを恐れ、ついつい避けて無難なポイントに投入しまいがちかになるかもしれません。
しかしです!根がかりを恐れずにガンガンに攻めてこそ、より多くの釣果のチャンスが生まれるというもの!
『No pain, No gain!!』(痛みなくして得るものなし!!)の精神です。
恐れず、果敢に攻めていきましょう!
テトラエリア外もやることは同じ!
ポイントを船首方向から脇に移動させるにつれ、水深が増し、テトラがなくなり砂地エリアに変わります。ポイントは変化しても、やることは同じです!
- その水深に合わせラインを出し、着底させる。
- アタリを待つ。
- 聞き合わせで確認する。
- 次のポイントへ流す。
とは言え、注意点ですが、水深に合わせて、リールからライン出しが必要な場合も、仕掛けの沈む速さに同調させてラインを出す速さを調節しましょう!
ラインのテンションを頑張ってキープしましょうっ!
釣れるまでネバる
一級ポイントで、ちゃんとした釣り方をしていてもアタリすらないことだってあります。
うお八釣りクラブメンバーでも1枚上げるのに、6~7時間ひたすら釣り続けることだってあります。
とにかく、自分を信じ、釣り方を信じ、釣れるまでネバる!
ネバってネバってネバっネバって、さらにネバる、そうすれば、釣果はついてきます。
まとめ
だいぶ解説に力が入って長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
基本の釣り方は変わりませんが、釣り場によっていろいろな特徴があると思います。その特徴に合わせて基本の釣り方を組み合わせることが重要と思います。
- 排水出だしのテトラに仕掛け投入する。
- 流れ、沈みに同調させラインの張りをキープして、着底させる。
- 待って、聞き合わせして確実にアタリをとる。
- 丁寧な操作を繰り返し、カニを自然な動きで散歩させる。
そうしたら、きっと釣果もついてくると思いますっ!参考になったなら嬉しいですっ!くーーーーっ!
衣浦湾碧南温排水シリーズ動画リンク
<衣浦湾碧南温排水のうお八YouTube動画のリンク集>
うお八釣りクラブTVリンク集 衣浦湾碧南温排水シリーズ
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