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【超入門!】初めてでも大丈夫、釣りキャスティング!!~スピニングリール編~ How to Cast with Spinning Reel!

釣り何でも情報 Fishing Information

釣りのあらゆる場面で「投げる」「キャスト」すると言う作業が必要となります。
キャストは、竿を後方に竿を振りかぶったり引いたりして、それから前方に竿を振って、その勢いで仕掛けを飛ばす作業になります。

これから釣りを始めたいと思っている方が前知識として、キャストの手順を、なるべく事細かく、分かりやすく説明したいと思います!
では、ご覧ください。

“Casting” is one of the fundamental actions for fishing.
It’s very easy but you need it most of all the fishing.
This article is details procedure to cast for beginner to make them easier to start fishing! Here we go!

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キャスティングのやり方<全体概要> Overall Summary of Casting

詳細な解説に入る前に、キャスティングのやり方の全体像をつかむため、概要をまとめます。
興味ある内容に飛んでみてください!

キャスティング全体概要
  1. スターティングポジション(構え)   Starting Position (Posture)
    足場を確保し、竿がしっかり振れるように構える。
  2. タラシの調節 Adjust Length of Line Hanging 
    キャストしやすいよう、また飛距離に応じてタラシを調整。
  3. リールの操作 Make Reel Ready for Through
    ベールを解放し仕掛けを投げる準備。
  4. 目標(ポイント)設定 Set Target
    仕掛け、ルアーを落とすポイントを目視で設定。
  5. 【【重要!!】後方、周囲の安全確認 [IMPORTANT] Check Your Around before Taking Back
    竿を振る時には超重要な周囲の安全確認。絶対忘れずに!
  6. 竿を振りかぶる / 引く Hold the Rod High Your head.
    竿を後方に引く動作。キャストの種類に応じて振りかぶる・引く。
  7. 切り返し / Top of Cast
    竿がもっとも後方の位置。初心者は安定したキャストの為、一旦静止。
  8. 振り出し Bring the Rod Forward
    力まず、軽く振ることを意識し竿をポイント向けて振る。
  9. リリース Release
    時計文字盤の11~10時でリリース(ラインを解放)。
  10. キャスト完了 Complete Casting
    自分のキャストに酔いしれる前に、着底させてベールを閉じて完了!

キャストの種類Kinds of Cast

キャストは、飛距離、正確性、場所の広さ、釣り方などの条件に合わせて様々なやり方があります。
ここでは、基本的なキャストの種類をご紹介します。
基本のキャストができるようになれば、状況に応じて自分なりにアレンジを加えることもできるようになります。

オーバーヘッドキャストOverhead Cast

飛距離は抑えて、正確性を重視するキャストになります。
体は大きく使わず、腕だけで竿を振りかぶって、振り出します。
無理せず、家族で和気あいあい、楽しいチョイ投げ釣りの投げ方になります。

This cast is more accuracy than distance.
Compact body movement almost only arms action, hold a rod high over your head and then move your hand forward and throw the rig.
This cast is good for light cast fishing.

オーバーヘッドスローOverhead Throw

正確性は犠牲にし、思い切り飛距離を出すためのキャストとなります。
体重移動、体のひねり、腕、全身を大きく使い、竿を大きく振りかぶって、振り出します。
本格的な投げ釣りで、広範囲を狙うような場合ののキャスト

This cast is more distance than accuracy.
Move you body dynamically using your body, arm, all of your body to make more power, hold a rod high over your head and then throw the rig.
This cast is good for long distance cast fishing.

アンダーハンドキャストUnderhand Cast

飛距離を抑え、正確性を重視し、キャストになります。
腕だけを振り、竿を横に引き、振り出すコンパクトな動作になります。
ピンポイントで仕掛け、ルアーを投入したり、場所が限られる船から投げるときなどのキャストになります。

This cast is more accuracy than distance.
Compact body movement almost only arms action, pull the rod aside your body and then move your arm forward to throw the rig.
This cast is good for light cast fishing especially on a boat.

スターティングポジション(構え)   Starting Position (Posture)

これから竿を振って仕掛けを飛ばすにあたって、構えの姿勢になります。
チョイ投げなのでそこまで意識する必要はありませんが、以下が竿をもって立つ際のチェックポイントです。

  1. 足場をしっかり確保
    竿を振ってふらついて堤防から落ちたりなんてことがないように足場を確認してください。
    消波ブロック(テトラポット)から投げるような場合は、下の写真のように両足がしっかり踏ん張れるようなポイントを探しましょう。ふらつくような斜めや狭いポイントは避けましょう。
  2. 地面を踏みしめて、まっすぐ立つ
    両足は、横に開くか、利き足でない方を少し前に出すようにします。
    リラックスして立ちましょう。
    消波ブロック(テトラポット)から投げるような場合は、下の写真のように両足ともしっかり踏ん張れるようなポイントをに立ちましょう。チョイ投げと言え十分注意しましょう。
平らな足場からチョイ投げ(キャプテン)
消し波ブロック(危険)からチョイ投げ(トシビィ)
注意 CAUTION

消波ブロックからの釣りは、大けがや命にもかかわるような危険を伴います。
自分たちは釣っていながらではありますが、お薦めできる釣り場ではありません。
自己責任において、十分安全を確認した上で釣るようにしてください。
お子さんとの家族釣りは絶対にやめていただきたいと思います。

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タラシの調節 Adjust Length of Line Hanging 

「タラシ(垂らし)」とは、竿先から仕掛けの先までの部分を呼び方です。

キャストする時は、ある程度ラインを巻き上げますが、仕掛けの部分まで巻ききれないないので、タラシができます。


キャスティングするときには、まず初めにこのタラシ量を、自分が投げやすい長さに調整することから始めます。

タラシの長さの違いは、下でまとめるようなキャスティングの違いにつながります。
目安は竿の半分くらい(仕掛けの最後尾の位置)からそれ以下にしましょう。
初心者の方は、扱いやすい短い方がお奨めです。

  • ライン出し長め → 飛距離が出やすい。コントロール(投げるタイミングや目標に仕掛けを落とす)が難しい。
  • ライン出し短め → コントロールしやすい(=正確性が高い)。飛距離が出にくい。

尚、短くする際は、竿先端のガイドとその下サルカンや天秤までは5~10㎝程度、余裕シロをとってください。(下イラストの右、矢印の部分)
この余裕シロは、この次に説明するリール準備操作の際に指でラインを引っ張る為のものです。これががないとサルカン、天秤がガイドにつっかえてしまい、リールのベールを倒せません。

リールの操作 Make Reel Ready for Through

次にやることは、リールのベールを倒してラインを解放状態にします。
しかし、ただベールを倒せば良いわけでなく操作手順があるので、順に説明します。

壱ノ型 リール操作の構え
右投げの方は、左で竿を持ち、右手でラインをホールドする操作をします。

弐ノ型 ラインへのアプローチ
右手人差し指指先でライン(道糸)にアプローチし、ひっかけます。トリガ―のように指でラインを手前引きます。

参ノ型 ラインホールド
指先を引き続けるときり、指先とリールの取付部位にラインを押さえつけて、ラインをホールドします。このホールドは竿を振るまでこのままの状態です。

四ノ型 ベール倒し
ベールを倒すため、ベールに手をかけます。ベールを動く方向に動かします。

五ノ型 ベールオープン、ライン解放
ベールが止まるとこまで倒したら、ベールの完全オープン状態です。ラインがローラから外れ、解放状態となり、竿を振る準備完了!

目標(ポイント)設定 Set Target

いよいよキャスト、竿を振る動作に入っていきますよ!

早速「キャストゥゥゥゥーーーーッ!」っと行きたいところですが、闇雲にいきなキャストするわけではありません!!

まずキャストする先、ポイントを決めます。どこに狙いたいターゲット魚がいるのか、どこに仕掛けを落とせば効率的に、効果的にターゲット魚に誘いをかけられるかのポイント=キャスト目標です。

仕事も、人生も、釣りも何事も行先をしっかりイメージすることが重要です!

※写真はあくまでイメージです。実際のポイントとは異なります。

【重要!!】後方、周囲の安全確認 [IMPORTANT] Check Your Around before Taking Back

さぁ、いよいよ「キャストゥゥゥゥーーーーッ!」やっちゃうぞぉ!と行きたいところですが、まだまだ竿を引いてはいけません!!

キャストの中で、最も重要視して欲しいのはキャスト開始時の後方、周囲の安全確認です。
釣り事故の一つ、竿を振り出したときに周囲の人に鈎がささってしまうことです。
鈎がささりだけでも痛いところ、鈎には「カエシ(返し)」があり、ささると簡単に抜けないようになっています。下手すると病院に駆け込まなければならない大惨事になる場合もあります。

こうならない為にも安全確認が必須になります。
さて、後方の安全確認では、竿を引くときの竿、仕掛けの軌道上に誰もいないか、または近づいてきている人がいないかを確認します。

真剣なキャプテン

実際には後方確認し、ほぼ同時期に竿を引いていきます。
但し、必ず、後方確認が先行するように、安全確認を優先的に意識するようにしてください。

人がいたり、近寄ってきた場合には、場所を変える、注意喚起し移動してもらう、通り過ぎるまで待つ、など、危険がないことを確認してください。

後方確認は体が勝手に動くように、癖になるまで意識して、繰り返してください。
特に釣りたい気持ちを抑えるのも大変ですが、安全第一です!

竿を振りかぶる / 引く Hold the Rod High Your head.

キャストの種類に合わせロッドを操作し、キャストする為ので力を貯めます。
オーバーヘッドキャスト、またはオーバーヘッドスローなら振りかぶる。
アンダーハンドキャストなら引きます。
(先行動作として周囲の安全確認を忘れずに!)

オーバーヘッド
オーバーヘッドスロー
アンダーハンド

切り返し / Top of Cast

竿を振りかぶり、または引いてから、前方に振り出す動作への切り替えポイントです。

腕の位置が、オーバーヘッドでは、振りかぶり動作の中で最も高い位置、アンダーハンドでは最も後方の位置、にそれぞれ到達したポイントです。

あまり焦って振り出し動作に入るとコントロールを乱します。
書審査のころはゆっくり引いて、この時点でいったん動作を止めます。そして仕掛けもあまりブラブラせず安定した状態にします。

ワンテンポの静止動作を入れることでキャストも安定します。
それから、振り出し動作に移行開始します。

実は、この切り返し動作を素早く、勢いよく行なうことで飛距離をUPさせることも可能です。
竿を引いて仕掛け・ルアーがもっとも後方に離れたタイミングで切り返します。

しかしながら、タイミングが難しく、逆に飛距離を落としてしまうことになり、かなり上級者向けのテクニックとなります。ご参考まで。

振り出し Bring the Rod Forward

切り返した後は、竿を振り出すのみ。
振り出すのみと言いながら、竿先がキャスト目標に向くように意識して竿を運びます。

この時、ついつい飛ばそうとリキんでしまい、また思い切り前に早く出そうとします。
それはかえって逆効果。釣りで飛距離を出すためにはロッドのしなりをうまくつかみ、ロッドの反発力を活かしタイミング良く振ることが重要です。

特に初心者ときは、なるべく力まず、軽く投げることを意識しましょう。

リリース Release

振り出す途中、キャストの中でも重要な作業、リリースを行います。

リリースとは、リールの準備操作でラインをひっかけた人差し指を伸ばして、それまでホールドしていたラインを解放する作業です。
リリースするとラインが解放される為、それまで固定されていた仕掛けは、オモリ重さに遠心力、慣性の法則を伴って飛んでいくってわけです。

このリリースするタイミングで、仕掛けがどこに向かって飛んでいくか、どこまで飛んでいくかを大きく左右します。

では、そのリリースするタイミングはと言うと、竿が、時計の文字盤の11~10時の間を通過するときに指を離す!リリーッス!

と書くのは単純、簡単なことなんですが、やるのはなかなか難しいんです!
焦っていたり、遠くまで飛ばしてやろうとリキんだり、ちょっとしたことで乱れてしまって、思わぬところに飛んでいってしまいます。

釣りを始めたばかり初心者の方や、シビアなポイントを狙おうとすのでなければ、神経質になる必要はありません。気持ちよさ重視でキャストしましょう。

隣に釣り人がいたり、絶対飛ばしてはいけない場所があったり、釣り場によっては精度を求められます。
そのような場合、このリリースポイントに最新の注意を払ってキャストすると良いと思います。

キャスト完了 Complete Casting

ラインをリリース、仕掛けは勢いよくポイントめがけて飛んでいきました!

「ナイス、キャストゥゥゥゥーーーーッ!」

自分のキャストに酔いしれてください!といいたいところですが、これで完了ではありません!

こっそり酔いしれながらも、仕掛けが着水するか、狙った深さに到達するか、もしくはまたは着底したら、ベールを閉じて、ライン解放を止めます。ここまでをキャスティングとして
するまでの間ラインの出方に注目します。
そして、

※実際は、この着水、または着底までの間にやるべきテクニックがあります。仕掛けを狙い通りのポイントに落としたり、糸ふけが出ないように仕掛けを沈めたりするテクニック、それは「フェザリング/サミング」です。
フェザリング/サミングについてはこちらでを詳しく解説しているので、是非ご覧ください! >>> 【釣りテクニック】フェザリング/サミング<スピニングリール編>  [Fishing Technic] “Feathering / Thumbing” Spinning Reel
ベールを閉じる

まとめ

大体の釣りにおいては必須と作業、キャスティングについて解説してまいりました。

初心者の方がなるべく分かりやすいようにまとめたつもりですがいかがだったでしょうか?

キャスティングを失敗して、変なところに飛んで行ったり、仕掛けがちぎれたり、がっかりすることもあります。基本の基本ですが、しっかり覚えて、楽しい釣り活動にしていただければと思います!

それじゃ、「ナイスキャストゥッ!」

最後に、「うお八釣りクラブ」、よろしくぅ~!

皆さん、うお八釣りクラブTVブログ記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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