ニョロニョロ、ヌルヌル、ウネウネ、うぇーーーーー、とーーーーっても気持ち悪く、しかし、魚の大好物のエサ、それは、石ゴカイやイソメを代表とするムシだぁ。
ドンッ!!
ギャーーーーーーーーーッ!!!
この気持ち悪さにより釣り人口が1割減っているという統計データがあるほどだ!!
(すみません、そのような統計データがあるわけではありません。)
ただ、間違いなく、このエサつけのグロさを理由に、釣りは苦手と遠ざかっている人、やってみたけど無理ぃ~~と去っていった人は確実にいます。
しかし、ムシなくしてエサ釣りは語れないほど、釣りにおいてムシはMUSTアイテム!
今回そんなムシについて、紹介していきたいと思います!
ヒア ウィーーー ゴー!(閲覧注意)
ムシエサの刺し方などの詳しい使い方はこちら
>>>【超入門】ムシの使い方! ~ムシを制して、釣りを制す!
実際ムシを使うチョイ投げ釣りの仕方はこちら
>>>【超入門!】チョイ投げの釣り方<砂底編>!シロギスやハゼを釣ろう!
They wriggle, twist and are greasy….Uuuuuuh, yuck!! What are they?
They are WOOOOORMS…..
I don’t know if other countries people like them or not, but many Japanese DON’T LIKE THEM!!!
That’s the one of the biggest reason that some people don’t want to fish.
However, this is also really a true, “worms are one of the best bait in fish baits”.
It means that worms are one of the most favorite bait among fishes!!
So we can’t escape from them if you want to get good result in fish!!
This article introduce about the details of the worm!
Let’s start learn about THE WORMS!! Here we go!
[ADVISORY: A lot yuck photos!!]
ムシエサ総論 Overall of Worms
石ゴカイ、イソメを代表とするのがムシエサです。
これらのニョロニョロ系を学術的には多毛類と言い、釣り人はひとくくりで「ムシ」と呼んだりします。
外観は大小あるものの、どれも同じような感じ。
「どれ使っても一緒じゃない?」と思うかもしれません。
しかし、ムシごとに独特のにおいがあったり、それが作用して、釣れる魚の種類も、引き寄せる力も違いが出てきます。
では、その違いについて一つ一つ紹介していきます。
ムシを知って、ムシを愛そう!!(なんてことは言いません。)
石ゴカイ Lugworms
ムシの代表選手、石ゴカイからまいりましょう!
地域よってはジャリメやイソメと呼ぶところもあるようです。
あと、通ぶるため「イシゴ」と省略して呼んだりします。
海釣りで初めて使ったのが石ゴカイ・・・懐かしい。
外観 Appearance
イソメに比べると小ぶり、細く、短い。
下半身はブチブチ切れやすいものの、上半身は持ち味の弾力、柔軟性を活かし、オキアミに比べるとエサ持ち良いです。(今度は比較画像を準備しておきます。)
ただ、小ささに身を守るための粘液放出でヌルヌルが合わさり、鈎刺しの難易度が高めです。
(ヌルヌルがなくても、私のような老眼入ってきた中年には天敵・・・)
せっかくの時合を逃す可能性もあるので、しっかり対策しておきましょう。(本記事後半をご覧ください。)
狙える魚種 Target Fishes
小さい体系を活かし、体が小さい・口が小さい魚、吸い込み型捕食系の魚を狙うのに向いています。
具体的には、キス、ハゼ、メバル、グレ(メジナ)、カワハギなどになります。
カサゴ、ベラ、フグはムシエサならどれでも来ます。いわゆるエサ取りですね。
ラッキーパンチ的には、アジ、ハタ、カレイ、スズキ(セイゴ)
値段 Price
石ゴカイは一杯いくら、という単位で売られていて、550円(税込み)前後になります。
一匹ずつ買うんじゃないんですね!
一杯がどれくらいの量かはお店によりけりですね。30~40gとかでしょうか。
100円単位で買えたり、「ハーフ」と半分くらいの量の設定があるお店もあります。
意外と一杯は多く、また、いろいろなエサを試したいときなど「イシゴで釣りたいけど、イソメも使ってみたいし、一杯ずつは多いよなぁ」って時に助かりますよね!
Myムシケースを持っていくとおまけしてくれる、エコなお店もあります!
青イソメ・赤イソメ Eunicid
(またしてもどうでも良いエピソードですが)
先ほど「ゴカイは、私が初めて使ったムシエサ」とお伝えしました。
一方イソメは、私の生まれ育ったところ、その当時にはあまりメジャーでなかったのか、店頭にあまりおいてなく、魚釣りの本で見て、釣れそうなエサとしてあこがれていました。
外観 Appearance
イソメは石ゴカイに比べると太目、大き目で動きも活発です。
そのため、石ゴカイに比べると、シーバスなど大きいサイズの魚が狙えます。
イソメは青イソメと赤イソメがあります。
見た目、その名の通り、青イソメは青、緑っぽい色、赤イソメは赤、オレンジっぽい色をしてます。
釣具屋によっては赤イソメのことはゴールドイソメと呼ぶこともあります。
色は違いますが、両方のイソメは基本同じものです。
地域によっては、石ゴカイのことを赤イソメと呼ぶところもあるようです。
エサを買うときは確認が必要ですね!
狙える魚種 Target Fishes
やはりその見た目の大きさでガッツリ食べてくる魚に効果高めです!
カサゴ、ハタ、カレイ、スズキ(セイゴ)
お約束のベラ、フグ
あとアナゴや石ゴカイで釣れる魚も大体は釣れます。
基本的に、青イソメ、赤イソメは同じなんですが、赤イソメは、その色によるアピール力があります。
そのアピール力は、夜や濁った海などで効果を発揮します。
値段 Price
石ゴカイと同じ、一杯550円前後です。
ただし、行きつけのエサ屋では一杯50gと、イソメのほうがグラム単価は安いところがあります。
あと、赤イソメのほうが高いお店もあります。
本虫(ジャムシ) Marphysa sanguinea
本虫、マムシ、イワムシ、イワイソメ、イワシイソメ、エムシ、ジャムシ・・・
あれっ?本虫の説明じゃなかった?実はどれも本虫の名前なんです!
生物学的にはイワムシのようです(Wikipedia調べ)、なので、正式名はイワムシ?
まぁ、細かいことは気にせず、その地域やお店ごとで呼び方が正しいということだと思います。
呼び方の違いを知っていると、ほしいエサを間違いなく入手できますね!
うお八釣りクラブでは本虫として説明します!ヨロシクーーーッ!
外観 Appearance
見た感じはイソメっぽい感じでしょうか。
見た目では特筆する点が思いつかずすみません・・・
狙える魚種 Target Fishes
臭いが強く集魚効果があり、クロダイ、真鯛も呼び寄せます。
あと、身が固いので遠投にも向いてます。
遠投利用可能という点を利用して、カレイなどの釣果が望めます。
あとは、基本イソメで釣れる魚なら何でも釣れます。
しかし高級エサだけに本命に絞れる釣りがしたいですね。
値段 Price
本虫も一杯単位で購入すると思います。(近所はそうですが、他は本数での販売もある?)
ですが、ゴカイ、イソメに比べ倍くらいの価格、一杯1100円くらいとかなり高いです。
本気の釣り、勝負エサって感じでしょうか!
ユムシ Urechis unicinctus
外観 Appearance
ムシの中でも見た目がさらに一味違い独特です。
もうすでにムシというレベル、イメージを超えてしまい、モンスターって感じです。
とにかく、ぶっといです。
狙える魚種 Target Fishes
身が固くエサ持ちが良く、遠投・ブッコミの大物狙い。真鯛狙いに使われるそうです。
更にはスズキ、ヒラメなどの大物も期待できるみたいです(釣れたことがないので・・・)
中国、韓国では食用になっているとか・・・ゾゾゾッ
値段 Price
値段は本虫より更に高く、大体一匹100円程度になります。場所によっては200円近いものもあります。
これまた勝負エサですね。
エサのつけ方 How to Hook
他のムシと比べデカい分、エサの刺し方が若干異なります。
基本、中心を鈎で刺していくのは同じですが、鈎の先端が出るまでユムシをずらして、鈎の長さで収まり切れない部分はハリスにかけます。
こんな感じ→
最強のエサ、ミノムシ Oenonidae
そして、ムシ紹介の最後は・・・・
我らうお八釣りクラブ、最強のエサ、ミノムシ!!
冬、カニやボケなどで必死にクロダイを狙うが釣れずに苦労する人々をあざ笑うかのように、このムシでバンバン釣りあげていく船長(うお八釣りクラブメンバー)・・・。(腕もあるけど・・・)
このエサこそが最強だぁ!
その最強っぷりは、こちらの動画で公開しています。百聞は一見に如かず!!
<うお八釣りクラブTVからの関連動画>
【愛知県衣浦湾】最強のエサで釣るとこうなります。
【愛知県武豊町】中山製鋼温排水の攻略法見つけましたよ!
外観 Appearance
その名の通り、ミノムシのように海藻、貝殻片やゴミくずを集めて筒を作りその中に身を潜めたムシです。
中身には平べったいイソメみたいな感じです。
釣るときは筒から中を取り出して、使います。(むき方はこの後)
狙える魚種 Target
冬の乗っ込みクロダイ釣りに、そしてその釣果のすごさから、我々は最強のエサと呼んでいます。
クロダイ以外も、ムシで釣れる魚ならおおむねメインのように書きましたが、
値段 Price
これまたお値段お高めで、一匹60円~100円くらいです。
近所のエサ屋では一匹60円、値段だけならユムシよりやや安です。
多分、もっと高い値段のお店が多いと思います。
さらになかなかおいている店もない、レアアイテム。
見つけたときはMust Buyですかね!?
ミノムシの使い方 How to Use It
ミノムシは筒に入った状態になっている場合、筒から出してあげる作業が必要となります。
その作業は以下の通りです。
知らずに強く引っ張ると、ムシがちぎれるので、丁寧に向いていきましょう。
筒の向き方①
筒ごと中のムシを引きちぎってしまわないよう、先端から、少しもみほぐしてムシの有無を確認。
筒の向き方②
とにかくムシを引きちぎってしまわないよう、先端から小分けに筒を引きちぎります。一気にではなく少しずつ力を加え引っ張る感じです。
筒の向き方③
ミノムシの先端が現れました。ここで焦ってムシを引っ張らず、また、②にもどり、筒を少しずつ引きちぎり、向いていきます。おおむねムシの体が出たらムシを引っ張ります。
まとめ Summary
ムシはまだまだ他にもありますが、今回はひとまず有名どころの紹介で終わりにしたいと思います。
いかがだったでしょうか?だんだんムシが可愛く、愛嬌すら感じてきたのではないでしょうか?
「えっ、それは絶対あり得ない?」
そうですよね、すぐにとはいかないかもしれませんが、少しずつでもムシ嫌いを克服して、新たな釣り境地に進められるとうれしいですね!
今回ご紹介したムシ情報をまとめてみました。
今後、ムシ利用の参考してください!
それでは、今回はこの辺で!ムシ大好き、クーーーーーーッ!
名前 | 特徴 | 狙える魚 | 単価 | 単位 | 別名 |
石ゴカイ | イソメに比べると小ぶり、細く、短い | 吸い込み系、小さい口の魚 ◎→キス、ハゼ、メバル、グレ(メジナ)、カワハギ、カサゴ、アジ、ベラ、フグ 〇→ハタ、カレイ、スズキ(セイゴ) | 550円前後 | 一杯(35g) | ジャリメ 青イソメ |
青イソメ | イソメは石ゴカイに比べると太目、大き目で動きも活発 柔らかくちぎれやすいので遠投には向いていない | ◎カサゴ、ハタ、カレイ、スズキ(セイゴ)、フグ、ベラ 〇キス、ハゼ、メバル、アジ・・・大体は | 550円前後 | 一杯(50g) | 青虫、朝鮮ゴカイ、青ジャムシ |
赤イソメ | 基本青イソメと同じ | 基本青イソメと同じ 夜、曇天の集魚効果あり | 550円前後 | 一杯(50g) | ゴールドイソメ |
本虫 | 臭いが強く集魚効果が高い 身が固くエサ持ちが良い、遠投に向いている | ◎チヌ・真鯛・スズキ・キス・カレイ等 他はイシゴやイソメと同じ | 1100円前後 | 一杯(40g) | 本虫、マムシ、イワムシ、イワイソメ、イワシイソメ、エムシ、ジャムシ |
ユムシ | ムシの中でも見た目がさらに一味違い独特です。ぶっといです。 身が固くエサ持ちが良く、ブッコミの大物狙い。真鯛狙いに使われるそうです。 中国、韓国では食用になっている | 真鯛、クロダイ、スズキ、カレイ、ヒラメ | 100円前後 | 1匹 | コウジ、本コウジ |
ミノムシ | うお八釣りクラブ、最強のエサ! ミノムシのように海藻、貝殻片やゴミくずを集めた筒に中に身を潜めてめている | クロダイ 頭部分が光るので、夜間のクロダイ釣りにも有効 ムシで狙う魚はおおむね同じ | 60~100円 | 1匹 | イチヨセ、ミノムシ、フクロムシ、フクロイソメ、スゴカイ、スゴカイイソメ、サヤムシ、スムシ |
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